ハグルマブキオトカゲってみんなそうなんだろうか。
とにかく寝起きは、されるがまま。
この写真、無抵抗で力抜けてます。
たまにこのまま瞼が閉じます。
で、しばらくしてハッと目が覚め
「やべっ、ここどこよ?」
的な感じで腕にしがみつきます。
正直、この「しがみつき」感がたまらない。
たまらなく
YU・SU・KA・WA (ノω`*)
で、ケージ内を掃除してる時に、ちょっとソファーで遊んでてもらった。
これが樹上性って奴か。
あんたワイルドだぜ。
正面から見るとハンバーガーみたい。
YU・SU・KA・WA (ノω`*)
とか悠長なこと言ってた俺は、事件を起こしました。
先日フトアゴのケージ内でブキオの撮影会した時。
ふと見たら、ブキオが興味深そうにフトアゴの尻尾に近寄っていた。
今思えばフトアゴは背を向けながら顎黒くして威嚇してた。
でも俺はフトアゴにそろりそろりと近づくブキオの動きが可愛くて、フトアゴの威嚇に対して見て見ぬ振りをした。
次の瞬間、始めて見るフトアゴの獰猛で俊敏な動きのあと、一瞬遅れてブキオは流木の上に逃げた。
結果、フトアゴの口元にブキオの尻尾が1cmほどぶら下がってた。
半秒ほど思考が止まった俺は、流木の上に逃げたブキオにさらに近づこうとするフトアゴに気付き、
即ブキオを流木ごとケージから出した。
心臓がバクバクして身体に冷やかなものを感じた俺は、一呼吸置いて考えた。
つまり俺は今、二匹に「殺し合え」と言ったわけだ。
確かにブキオは警戒心なくフトアゴに近づき過ぎた。
結果、フトアゴは自分の身を守る為にブキオに襲い掛かった。
フトアゴの攻撃は完全なる正当防衛。
爬虫類だから、トカゲだからじゃなく、犬でも猫でも他者が縄張りに入ってきたら攻撃する。
相手を殺す為じゃなく、自分が生き残る為に。
90cmケージ内に同居できたら可愛いなとか「安易に」思ってた俺は究極の間抜けです。
もちろん種類や育ち、環境によっては同居できるだろうし、それは素敵な事だと思います。
ただ俺の起こした事件は、素人考えの無知から来る非情な暴挙。
ブキオはもちろん、フトアゴに対しても申し訳ない気持ちで一杯です。
唯一の救いは、ブキオの尻尾は「ちぎれた」という感じではなく、尻尾の先端が欠けた(又は外れた)という状態なので、現在も尻尾以外に異常は無く、元気に過ごしているという事。
今回の件で、無知な飼育者が二匹の爬虫類から「常識」を学ばせてもらいました。
ちなみに。
ブキオを襲った事によって、フトアゴに対する「可愛さ」や「大切さ」が損なわれる事は一切無いです。
「実は獰猛」なフトアゴか怖くなったかと言われれば、フトアゴに咬まれたところで猫や犬より痛くねえよという感じです。
猫や犬に何度か咬まれましたが、猫も犬もいまだに好きです。
これからも俺を冷たい目で見ておくれ、フトアゴ。
でもな、
ガチなら俺が勝つぜ?
(y゚ロ゚)yカカッテコンカイ